【海外生活エッセイシリーズⅢ】セブ島で転職した語学学校の裏側がやばすぎた話。

アラサーセブ島エピソード
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こんにちは、セブ島に海外転職・移住して5ヶ月目のがぶちゃんと申します。

この記事は前回からの続きで、私が海外転職した語学学校のあり得ないエピソードを綴っていく第二弾です。

第一弾からぜひお読みください😊

セブ島に着いたその日からあり得ないことだらけだった

日本から呼び寄せておいて、住居のサポートなどは一切なし

日本からセブ島に来て働くというだけでかなりハードルが高いことは容易に想像できると思います。

最初の1ヶ月は、確かにホテルの滞在を無料でさせてくれるという特典はありました。

ですが、見知らぬ土地に来て、たった1ヶ月で住居を見つけて引越しまでするのってかなり大変です。

私はかなり運が良くて、フィリピン歴の長い同僚の方が私の住居探しを手伝ってくれたので、幸い1ヶ月で引越しを終えることができましたが、一人しかいなかったらとおもうと今でもゾッとします。

私は住居探しする上でのサポートもないだろうと来る前からなんとなく想像していたのでそこまで驚かなかったですけど、同僚の方からするとあり得ないと言っていました(笑)

1ヶ月のホテル滞在の後は自分で勝手に見つけるように、その際周りの環境についても一切の説明はない

周辺案内や何があるか、どんなところに住むべきかの話も全てその同僚の方が教えてくれたので、困ったことやトラブルなどを回避できましたけど、そう言ったことに関する相談に乗るとかアドバイスとかも一切ないんですよね。

ないというか、自分はその学校とホテルが併設されている施設に住んでいて、そこから出たことがないからわからないというのが本当のところだと思いますけど。

セブ島歴⚪︎十年だとか言っていましたが、ほとんど外に出ずに自分の気心しれた人とだけ、後は奴隷のように扱う社員とだけしか接していないので、全く外界を知らないんだと思います。

社長室が目の前の部屋に勝手にアサインされていた

ホテルに滞在していた時の話なんですけど、前述した通り、社長はホテルに住んでいるというような状態でした。

私は来て初日、案内された部屋がまさかの社長室の目の前の部屋だったんです。

初日は何もわからないですし、選べる立場にはありませんでしたから、ああそうなんですかくらいの気持ちだったのですが、冷静になってみたら、めちゃくちゃ空き部屋あるんですよ?

満室で混んでいるのかと思いきや、ガラガラなんですよ。

おかしいですよね?

ということはですよ、私のプライベートはほぼ筒抜けでして、何度かありましたが私が帰ってきた(部屋のドアを閉めたことがわかる)タイミングで部屋の電話が鳴ることがありました。

これ、確実に帰ってきたことがわかっているなと思うようなタイミングでした。

私はそれがかなり気持ち悪かったし、ああ、これはプライベートはほぼないんだなと思ったので、土日はなるべく外に出るようにしていましたし、帰ってくる時間も社長が寝るであろう時間に帰ってくるようになりました。

社長室に頻繁に呼び出され二人っきりでボディタッチをされていた

確かに仕事の内容で呼び出している時もありますし、80歳ともなればこっちに来いというのも、足腰の関係でわかるんです。

それはそれで理解できる範囲だとして、社長室という密室で近くに座らされて何かあるたびにボディタッチをされることが何度もありました。

一度女性の生徒さんから、社長がたまに話しかけてきてその時にボディタッチをされるのが嫌だと正式に苦情を受けたので、直接伝えたことがあるんです。

その時に私にもボディタッチするのはやめてくださいということも伝えました。

それでも、肩をポンポンと叩くくらいはコミュニケーションの範囲だと言い出し、自分を正当化していました。

今の日本ではそれはもうセクハラになるってかなり常識になってきていると思うんですけど、まあそんなこと言っても伝わらないですし、一瞬その時はやめましたけど、また忘れてボディタッチはしてくることがありました。

セクハラをする側ってそのことを全く大ごとだと捉えてなくて、自分としては大したことをしているつもりはないのに、そんな小さいことで何を言ってるの?っていうスタンスなんだなということをめちゃくちゃ実感しました

自分の物差しでしか物事を見れない人なのだと。

会社の内情が何もわからない来て2日くらいで面接に参加させられる

私は決して英語が流暢に話せるわけではありません。

ただ英語の勉強をずっと継続しているので、何を言っているかは大体理解できることは確かです。

それでも、会社に来て(というか外国で働き始めて)たった2日で、ITスタッフを雇う面接に半ば強制的に参加せざるを得ない状況というのは少々異常なのでは・・・?と思いました。

会社がどういう人材が必要で何ができなきゃいけないのかも分かりませんでしたし、そもそも私はマーケティングに関してはわかるけど、開発・デザインなどIT関係についてそんなに理解できているわけではありません。

どの分野ができるからこの人はうちで活躍しそうだみたいな見立てができるほどではないです。(専門分野じゃないので当たり前ですけど)

それなのに参加させられて「どう思う?」と言われても、それはわからないじゃないですか。

初めてフィリピン人の面接をするし、レジュメだって英語のやつは見たことないし、そもそも面接をする側になったこともないし、アンビリーバボーな経験でしたよ。

その後もことあるごとに面接に参加させられました。

脱税のために学生ビザで通そうとする

私は一応雇用されて働いている(ただ、雇用契約のようなものは一切なかったですけど)ので、普通就労ビザを取得しなければいけません。

就労ビザを取得するということは税金を会社は納めなければいけないということです。

ここまでお読みいただいた方は想像つくかもしれませんが、そんなことをこの会社がするはずもありません。

じゃあ私はどうやってこの国に滞在したのか?

答えは、他の留学生と同じステップを踏んで、留学生としてビザを発給していたのです。

私は最初に観光ビザで入った後、ビザが30日で切れる前にビザはどうするんですか?就労ビザじゃないんですか?という感じで確認しましたけど、この学生と同じ手順でいいんだということで有耶無耶にされて違法な形で働かざるを得ませんでした。

多分過去に働いてきた方も同じやり方でビザを取得させていたのでしょう。

バレることはないと思っていますし、バレたとてお金を払えばいくらだって揉み消せてしまう国ですから、私がここで呟いたところでなんの影響力もありません。