【海外生活エッセイシリーズI】海外移住5ヶ月目。セブ島で転職活動せざるを得なくなった話。

アラサーセブ島エピソード
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セブ島に海外転職・海外移住して5ヶ月目に突入したがぶちゃんと申します。

何やかんやで、セブ島に来て、もう丸4ヶ月が経ちました。

あっという間なような、でも毎日いろんな事件がありながら、充実した毎日を過ごしています。

今回は嗜好を変えて、私の身に降りかかったとんでもない話(?)をシリーズで投稿していこうと思います。

セブ島に来て転職活動をする羽目になった話。

ここ最近大きな事件がありまして、私がセブ島に来るために探した会社を退社することになりました。

そして、セブ島で転職活動をすることになり、これからは違う会社に勤める予定です。
(マジで見つかってよかった〜・・・)

本当に色々あって、どこから話すべきなのかは分かりませんけど(笑)

今回はざっくり私の身に降りかかった話の全体像をお話しします。

私がセブ島で働いてた会社の話

そもそもことの発端は、私の今いる会社が経営的にやばいというところから始まりました。

私はとある語学学校のWEBマーケターとして採用されてセブ島に来たわけですが、実際来てみたら会社としての機能が何も整っていなくて、何から始めるべきなのかわからないほどに社内の状況が悲惨な状況でした。

一応語学学校としては10年以上経過しているにも関わらず、こんなにも何も中身のない会社がここまでの期間生き残ることができるんだと感心せずにはいられないという域です。

例えば、

  • 10年以上運営している語学学校にも関わらず、顧客情報が一覧になっているものがなくて、過去にどんな生徒が来ていたのかを知る術がない
  • そもそも社長自身も何も語学学校のこと(例えばカリキュラムや先生たちの教育、VISAのことなど全ての会社における仕組み)など聞いてもわからない、知らない、という状況
  • あまりにも社長のワンマン経営で、恫喝パワハラじみた時代錯誤の態度なので、日本人スタッフがとにかくすぐにやめていく
  • そのため会社としてのノウハウや経験が蓄積されず、在籍していたスタッフの仕事のスタンスによってデータや情報が一定の期間何も残っていなかったり
  • 日本人スタッフに限らず、社長のやり方やそもそもの他の学校に比べて賃金の低さ、インセンティブのなさなどからフィリピン人の先生も私がいるたった4ヶ月の間だけでも何人も辞めていってたり

本当に会社として成り立っているんだろうか?というような状況でした。

私の働いていた会社の内情

来て最初の1ヶ月間は、社長だけが持っている謎のお金関係を管理している顧客ファイルをとりあえずもらって、過去を把握できる状況を構築したり、学校の仕組みや先生たちの状況を理解するので精一杯でした。

そんな状況の中、不運にも、私が来てからの期間に全くお客さんからの申し込みがパタっと途絶えてしまったんです。

この原因として、色んな要素が考えられるんですが、

・そもそも昨年末から今年の頭にかけて何もWEBサイトのことをわからない社長が、サイトをいじったせいで、申し込みのできない期間が1ヶ月ほどあった。
留学は大体3〜6ヶ月前に申し込みをする人が多いので、その期間の申し込みがなかったため、現在の生徒数が少ない可能性があるということ。

・日本のとある広告代理店に、社長の考えでTOPページのリニューアルをしてもらい、変えたのが私が働き始めてから1ヶ月以内くらいで起こった大きな変化でだったが、デザインや内容がまあかなりひどいものだった。(よくない広告代理店に依頼してしまっていた)

・社長は人の考えを一切受け入れず、自分の考えだけを通す人間性なので、お客さんと喧嘩をしたり、代理店と喧嘩をしていたことが過去に何度もあり、学校の評判が落ちている可能性が高い。
実際生徒さんから、代理店からこの学校はやめた方がいいという話をされたということも聞いた。

私が思うに、主にこの3つの理由から(そのほかにも問題は山ほどあるが)、現在の生徒数の少なさにつながっているのではないかと仮説を立てたわけです。

私をどうしても辞めさせたい社長の頭の中

しかし、社長の頭の中は、『WEBマーケティングのやつを採用したんだからすぐに生徒数が増えるだろう』という考えだったようで、

私が来てから3ヶ月経過したのに(実際稼働したのは2ヶ月)、『全く生徒数が増えないじゃないか!何してくれてんだ!』という感じで社長は自分の期待を裏切られたと感じたようです。

私個人としては、広告を回したり、SEO対策のために記事を書いたり、SNSを始めてみたり、過去使っていたパンフレットをリニューアルして代理店に配布したりと、なるべくお金をかけないでできる限りのことはやっているという自負はありました。

留学という商材の特性上、検討期間が非常に長いので、私が今始めた色んな施策の効果があるのかは一定の期間見てみないと判断できないという難しさがあるのも事実です。(WEBマーケターの方ならわかるはず。。。)

そもそもマーケティング自体、1ヶ月や2ヶ月で結果の出るものではないじゃないですか。

だってマーケティングの人材が来て、1ヶ月や2ヶ月で会社の業績が回復するんだったら、どの会社も苦労していないはずだし、そんな魔法のようなものがあるなら誰だって欲しいし全ての会社が導入しているはずじゃないですか

自分の実力があるないとかではなく、判断するには時期尚早すぎるとしか思えないような発言でした。

そもそもお客さんの満足度はどうなっているんだい?

それに、私が学校に入ってから出会った生徒さんたちからの生の声を直接聞くようにしていたのですが、ほとんどの生徒さんは学校のプログラム自体には満足しているようでしたが、宿泊施設やご飯に対してのサービスに関してかなりの不満を持っているということがわかりました。

WEBサイトで謳っている「日本人が経営している学校」「日本クオリティ」というところに期待してきてくれた生徒さんに対して、日本クオリティを提供できていない=満足度が非常に低いという課題も見えてきました。

そもそもの語学学校とそれに付随する宿泊施設や食事に関して、お客さんが満足いくものを提供できていないにも関わらず、お客さんからの苦情の報告して改善を求めているのに、一切改善しようとしない。

なのにお客さんの数は増やせ、増やせないようなら結果が出ていない以上辞めてもらう、こんなことを言い始める始末でした。

なんでここまで私を辞めさせることに固執しているのかというと、セブ島の日本人の給料の相場よりも高い給料を私に支払っているという金銭的な面がかなり強かったみたいです。

社長の奥さんが全てのお金の管理をしているのですが、こんなにも生徒が少ないのにこんな高い給料支払うなんておかしいというのを社長は吹き込まれたんだと思います。

なんせ奥さんに頭が上がらないのはずっと見て来ていたので、容易に想像できます。

そもそも日本から採用して現地まで来させておいて、誰のせいかわからない(少なくとも私が100%悪いということは絶対にない)ような理不尽な理由を叩きつけて、給料を払いたくないが故に、雇用契約にも何も書いていない勝手な自分の一存で私のことを辞めさせるということを言い出す。

これって理論が破滅していると思うんですけど、どう思いますかね?

エピソード②に続く。

編集後記

私はとにかく嘘がつけないですし、誠実に、正しいと思うことをして生きていきたいんですね。

この会社(もう会社とも言いたくないような体制ですけど)で色んな人が理不尽な目に遭って、たくさん嫌な思いしているのも見てきていたし、実際に自分もその対象の一人であって、

こんなことが罷り通る世の中であってほしくないと心から思って、ブログにこうして記憶のあるうちに残しておきたいと思いました。

私はこの経験は自分にとって、「何かをしなければいけないという使命」を与えられたと思っています。

この経験を無駄にしたくないし、正義が勝つ世の中であってほしいと願うので、誰に見られなくてもいいけど、こうしてセブ島で味わった理不尽なことは包み隠さず全て書いていこうと思います。