こんにちは、セブ島に海外転職して7ヶ月になるがぶちゃんと申します。
私は元々日本人経営の(ブラック経営w w🐦⬛)語学学校のスタッフとして4ヶ月ほど働いていました。
今は違う企業で働いていますが、セブ島に住んでいると日本人留学生をよく見るので、私も7年前くらいにセブ島に1ヶ月ほど留学に来た経験があり、色々と最近思うことがあるので、今回は「留学における成功ってなんだろう〜?」っていう私の独断と偏見と経験の話をしたいと思います。
留学における成功の定義は人それぞれ
これは大前提あると思うのですが、何をもってして留学を成功と定義するのかは人それぞれだと思います。
- 海外に留学したかったという夢を叶えるため、とか
- もちろん英語力を上げる、とか
- 日本にいたらきっと出会えなかった人たちと出会える、とか
どれが良くてどれが間違っているとかでもなくて、どれも正解だし、どれも素敵だと思っています。
ただし、私が思うのは、元々はみんな「英語力をあげたい」「留学したら英語がペラペラになるかも」っていう幻想(?)を抱いているけど、現実来てみたら、
- 思ったより英語力って上がらないし
- 日本人と話してる方が楽しいから、楽しくて楽な方に流れている
こういう人が大半です。
事実私も7年前に留学した時、本来は英語力をあげたいという目的で来たのに、結局日本人の友達と話している時間の方が数倍楽しくて、授業以外で英語を勉強しようとか、あえてあんまり日本人と連まないようにしようとかいうことは結局できなくて、ただただ楽しい時間を過ごしてしまったっていう思い出があります。
結局はセブ島に1ヶ月だけでも留学したっていう経験があるから、今こうしてセブ島に来て海外転職したっていう伏線を回収できているからいいんですけどw
あのままで終わってたら、まあただ遊びに行っただけだったな〜という思い出で終わってしまっていました。
結局最初は固い決意をしていてもそれを最後まで一貫できる人は少ない
私の実際に留学やワーホリに行った友達の話とか、留学に行っていた人の話で、
「楽しかった」「良い経験だった」
という人はたくさんいるけれど
「英語力が上がって、外資系の企業に行った」「海外転職した」「現地就職した」
という英語力に関するポジティブな感想を述べる人は正直一人もいなかったです。
わかっているんです。
そもそもみんなの目標はそこではないということは。
別に留学すること自体が目的の人もいるし、海外に住んでみるっていう経験がしてみたかったっていう目的の人もいるし、私が考える留学の成功とみんなの思っている留学の成功の定義が違うということもわかっているんです。
私は、7年前当時はそこまで本気で英語をできるようになりたいという必死な目標ではなかったものの、やはり留学するなら英語力をあげたいという当たり前の目標は持っていながらも、目の前の楽しさにかまけて、英語力を上げる努力はできていなかったなと反省しています。
だからこそ、その留学が終わってからも自分の中にずっと後悔というか、もっとできたんじゃないかみたいな想いがずっとしこりみたいに残り続けていて、やっぱり英語を自分の満足するレベルまでできるようになりたいと思って、結局30歳になって、このセブ島という地に舞い戻ってきたわけです。
今は、目の前の楽しさに目を奪われることなく、英語力を上げるために、仕事以外の時間で英語力を上げるために自分のできる限りのことはしているつもりだし、日本人も特定の友人としか遊ばないようにして最低限の付き合いに留めています。
7年前にちゃんと目標に対して努力しなかった後悔があるからこそ、今は自分のやらなきゃいけないことにフォーカスできているのですが、
今留学している人たちを見ていると、当時の自分を見ているようで、本当に留学したいと思った最初の理由に対して、コミットできているのか?と余計なお世話ながら思ってしまいます。
自分で失敗した経験を通してからしか学ぶことはできない
つまり何が言いたいかというと、
私は7年前のセブ島留学に関しては、短期的に見れば失敗ということになるんですが、長期的な目で考えると、
本気で英語を学びたいという動機づけになる最強の後悔があるからこそ、今こうして目の前の誘惑に負けないで英語の勉強に取り組めるんだ!あれは伏線だったんだ!と思えるんです。
やはり人間は後悔や失敗したという経験からしか学ぶことはできないんだと思うし、
逆にこの経験がなければ私がセブに戻ってくることもなかったと思うし、今も中途半端に英語を勉強して、「才能ないな〜」とか自分に言い訳して、本気で勉強に向き合うことはなかったと思います。
7年というちょっと長すぎる伏線回収ではあるけど、全ての経験には意味があるし、失敗を大いにしていってあとで伏線回収すればいいのね!とちょっと心も楽になります。
留学において成功の定義は人それぞれだけど、本当にしたいと思った最初の動機を忘れると、いつか後悔となって私のように跳ね返ってくるかもしれないよ!というアラサーの小話でした👩