【書評:スマホ脳】アンデシュ・ハンセン|改めてスマホ脳を読み直して感じたこと

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2021年一番売れた本。スマホ脳。

コロナ禍でまだまだ家にいないといけなかったこの時期に、一番売れていた本。

もちろんその時にも一回読んでいたのだが、コロナが明けて今自分のライフスタイルを見直してみたときに『自分はスマホに依存している』と強く感じたので、今回戒めの意味も込めて改めて読み返してみた。

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今回は、私がスマホ脳を読んで今思うこと、これから私たちがどうしていくべきなのか?などを綴っていく。

自分がどれだけ1日にスマホをいじっているか自覚していない?

今やスマホのない生活など考えられないというほど、私たちの生活に根付いているスマホ。

私たちは朝起きたらスマホをいじり、朝ごはんを食べながらスマホをいじり、通勤時間にスマホをいじり、仕事中もスマホの通知が気になり、寝る前までスマホを見ない・触らない時間はほとんどない。

私のスクリーンタイムの平均時間は7時間くらい。

私の就寝時間は5〜6時間なので、起きている時間を仮に18時間とすると、半分くらいはスマホに触れているか、閲覧したり、何かの機能を使ったりしているということになる。

自分がどれだけの時間をスマホの時間に費やしているか、スクリーンタイムというアプリを最近チェックするようになって、あらめて自覚した

どれだけの自分の時間をスマホに費やしているのだろうか?と。

私はSNSをほとんどやっていないから、SNSに対して時間を割いているわけではないけど、それでもこんなにも私はスマホの中で生きているのか、と改めて知るいいきっかけになった。

何かあるたびにスマホを開き、無意味な時間を過ごしている

とにかく手持ち無沙汰だと、何もないのにスマホを開く。

これがもう現代人の習慣になってしまっている。

暇さえあればYoutubeやInstagramを見て、一度ショート動画を見始めてしまったら、あっという間に時間が過ぎる。

かつて私がSNS(TwitterやInstagram)を熱心に見ていた時代なんかは、人の投稿を見るために何にもならない無益な時間を何時間費やしていたのか

今考えるとゾッとするレベル。

しかも、決まって人のSNSを見た後は『いい気分になって終わることはない』という負のおまけつきだ

虚栄心の塊の投稿を見て、自分への劣等感や相手への嫉妬心しか生まない、カオスな時間

なのに見ずにはいられないというジレンマ

そんな無意味な時間に1日何時間も費やして、気づいたら1時間2時間見続けていたなんてこともざらにあった。

スマホと適切な距離を保つことのメリット

スマホ脳でも語られていることだが、SNSやスマホとの適切な距離を保つこと、そしてスマホを避けたことにより生み出された時間を読書や運動に時間を割くことを強く推奨している

私は今スマホの使用時間自体は大体6時間ほどだが、今までと違うのは

携帯で本を読んでいる時間だったり、英語の勉強のために動画を見ていたりするので、見ているといえどもただなんとなくスマホを見る時間は圧倒的に減ったということだ。

ただ、いまだにYoutubeでショート動画などを少し見てしまう時もあるけど見ても5分程度、ずっと見続けるということはなくなった。

スマホで無駄な時間を過ごさなくなると、思っているよりも自分の時間がたくさんできることがわかった

家に帰ってきて副業をする時間が1〜2時間くらい確保できてるし、英語の勉強時間に充てることもできるし、読書をすることもできる。

スマホを見ないと決めると思っているよりも、自分のためになる時間はたくさん確保できるのだと気づいた。

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スマホとの適切な距離の取り方や実践していること

私は最近、スマホを遠ざけるために朝起きてからジムに行くまではアラームを止める以外で携帯を触らないようにしている。(朝5時〜6時)

リビングにいる間も、寝室にスマホを置くようにしたり、基本的に家にいる時間のほとんどはナイトモードにしていて、通知がこないようにしている。

通知が来るとやっている作業の気が散るし、結局手元に携帯があると5分おき、10分おきにスマホに触ってしまうから。

カフェに行った時も、携帯は持ってきたカバンの中に入れて、パソコンで作業をする間や勉強・読書をする間は携帯を触らないようにしている

さらに、私はSNSのアカウントを持っていないわけではないが、ほとんど見ることがない。

見るとすれば自宅の犬のインスタアカウントくらい(笑)

Twitterに関しては見始めると止まらなくなることが自分でもわかっているので、アプリは消してブラウザから見るようにしているが、今はログアウトしているので、ログインするのが面倒でここ3ヶ月くらいは見ていない。

習慣の本を何冊も読んだのでわかっていることだが、避けたい習慣についてはとにかくハードルを上げること、これが絶対的な効果を生んでいる

アカウントをいちいちログアウトしたり、携帯を自分の手元から遠いところに置いたり。

逆に自分が習慣にしたい運動や読書については、ウェアは朝すぐ取れるように夜に準備しているし、読書のアプリは一番開きやすいところに置いていたりしている。

この本で語られているもう一つの大切なこと『運動』

この本の著者であるアンデシュ・ハンセンの別の本で『運動脳』があるが、このスマホ脳でも後半部分では運動がいかに大切かということが語られている

私はセブ島に移住してきてから、自分の家のすぐ近くにジムがあることもあって、ほぼ毎日ジムに行くか、ジムに行かない日でもなるべく歩いて移動したり、とにかく運動をするようにしているのだが、

本当に体調が良いのとメンタル面がものすごく改善したと感じる。

一時期うつ状態で病んでいた私だが、その時でも少しでも体を動かす習慣をやめなかった。

運動をしていればいつかメンタルが追いつく時が来るだろうと思っていたけど、今がまさにその時であると感じる

運動をしているからなのか、セブ島の気候や国民性が影響しているのかわからないが、日本であったらメンタル病むだろうっていうような事件が毎日のように起きているのに、あっけらかんとして全然ストレスを抱えていない(笑)

これが運動のパワー💪なのだろうか?

もうかれこれジムも契約してまもなく4ヶ月経つが、行き始めた時よりも今の方がさらに頻繁に行っていて、本当であればもっと行きたい、運動したいくらいにハマってしまっている。

さらに運動がいいのは、人間と違って筋肉はやった分だけ応えてくれるところ(笑

フィリピンに来て、とにかく人が信用できないのだが、

唯一自分の筋肉だけは信用できているし、毎日少しずつ体が変わっているような気がして、自分に自信もついて自己受容感も上がってきているなと思う。

最後に

コロナ禍に流行ったスマホ脳を改めて読み直したが、その時に気がついていたはずなのになんとなく忘れていたスマホの脅威を改めて思い知らされた

私個人としてはスマホを全く断つということでもなくて、便利なところは利用させてもらい、自分のスキルや経験を上げるための道具としてこれからも付き合っていきたいと思っている。

ただSNSやYoutubeのような中毒性のあるコンテンツについてはより用法容量ではないけど、正しく賢く使うようにしていきたいと改めて感じた。

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