【海外生活1年目】海外生活=キラキラではない「地味でリアルな現実」とは?

アラサーセブ島暮らし
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セブ島に海外転職して5ヶ月のがぶちゃんと申します。

昨今ニュースなどで、海外への出稼ぎ、海外に働きに行く人が増えているというニュースを見かけることが多くなり、「自分も海外に行って働きたい!」「海外に住んでみたい!」そう思っている人も多いのではないでしょうか?

ニュースやメディアではやはり海外出稼ぎに行く「良い面」だけがフィーチャーされがちですので、実際に働いている人たちのリアルなところは語られていないというのが現実かと思います。

私はセブ島に来て、すでに5ヶ月目になりましたが、海外で働くということ、海外に住むということがどういうことなのか日々実感しています。

私は現在セブ島におりますが、これは他の海外にも言えることがたくさんあるなと思いましたので、今回は海外生活のキラキライメージではないリアルな部分をお伝えしていこうと思います。

海外生活のリアル①毎日、毎週末楽しいことがあるわけじゃない

海外生活をしている人のSNSやYoutubeを見ると、毎日がキラキラして見えて、週末にはどこか出かけたりとすごく充実しているように見えることがあると思います。

実際に海外に来てみると、毎日・毎週末どこかに出かけたり、おしゃれな場所に行ったりしているという人を見たことがありません。

実際、日本でやれていなかったのに、海外に来てそのような生活ができるわけがないのです。

もちろん、例えばヨーロッパに住むことができれば日本にいる時よりはヨーロッパの国々に行くのは簡単ではあるので行きやすくなることは事実です。

ただしそれが毎週のように行けるのか?気の置けない仲間と毎週のように出かけられるのか?というとそうではありません。

自分と同じような価値観を持った旅行などに行けるような友人が見つかるかもその人次第ですし、毎週末出かけるのであれば相当なお金を稼いでいないと現実的には難しいです。

あくまで、海外にいるというだけであり、生活をしていかなければいけませんから。

毎日楽しいこと、キラキラおしゃれな日々が待っているわけではありません。

海外生活のリアル②外国人の友達、恋人ができてキラキラしているわけではない

これはその人次第ですけれども、日本でも本当の友達や恋人を見つけるのが難しいのに、価値観や文化、生きてきた環境が違う人たちと友達になることは容易ではありません。

もしかしたら運命的にすぐにそういう人に出会える人もいるかもしれませんが、それは本当にたまたまでしょうし、自分にもそれが起こるだろうと思って期待してくると、何もないじゃん?と思うことになると思います

ですが今の時代は、オンラインなどでも簡単に出会えるので、そういった友達を作りたい、恋人を探したいといったコミュニティーに参加をすれば、出会える機会はたくさんあります。

フィリピンなどの発展途上国においては、私の経験からあまりこういった無料のオンラインで出会えるような出会いはおすすめできないし、特に注意しなければならないと思っています

何せ貧富の差がすごい国ですので、基本的に自分が関わる人たちの生活水準は日本とは比べ物になりません。

そういった人でも出会えてしまうのがオンラインですので、日本人=お金持ちというイメージから近づいてきている可能性もあります。

あまりにも経済観念とか常識が違う人たちなので、それはそれとして好きなら別にいいんだ!と思っているなら別ですが、無料で出会えるということはそこにリスクが存在していることも忘れてはなりません。。

海外生活のリアル③生きていかなければいけないので結局お金が必要

①にも記載しましたが、いわゆる世間がイメージするようなキラキラした生活、『毎週どこかに出かける』『おしゃれなカフェに行く』『リゾートに泊まる』

これらをするには何かにつけてお金がかかります。

私がいるフィリピンは日本よりも物価が安いとはいえ、最近の円安の影響もあってか普通に生活していたら日本と大差がないくらいにお金はかかります。

そして海外で働くことについて、相当な英語力と就業経験を持っていてすごく稼げる人であれば何ら問題ないですが、

多くの人は現地での就業経験もなければ、言語も日本語ほどは流暢に話せないという圧倒的に不利な環境で働くことになります。

ということは、今の自分の能力では、そこまでたくさんのお金を稼ぐことは難しいということと同義です。

海外で住む、暮らしていくことは、当たり前ですが日本で生活している時と同様にさまざまなお金がかかります。

普通に働いて生活をしていくだけでも大変ですから、キラキラのために使えるお金がいくらなのか?現実的に考えるとそんなことをしている余裕はそんなにないのです。

海外生活のリアル④基本的に何も思い通りにはいかない

日本は素晴らしい国です。

時間通りにくるし、店員さんは優しいし、言ったことはきちんと守るし、全てが想定された範囲で起こるから、それが当たり前だと思っているけど、素晴らしすぎる日本人の気質なんです。

しかし、おそらく日本以外のほとんどの国は、こんなことはありません。


あくまで日本が異常であり、日本がマイナーであり、私たちは特殊能力を持っているに等しいのです。

外国は基本的に約束時間に来ないのは当たり前、できるって言ったのにできない、嘘はつくし、お金で何でも解決できてしまうし、常識なんてあってないようなもので、理不尽なんです。

海外に住んだら少なからずどこの国でも感じる『あり得ない』体験は一つや二つでは済まないはずです。

それにいちいち腹を立てていたら、正直外国では住めませんし、逆に言えば外国で起こるいろんな理不尽なことが『日本が異常だったんだ、これが世界のスタンダードなんだ』と割り切っていられれば、海外で暮らしていくことができると私は思っています。

結局来る前の期待が高すぎるが故に、現地住んでからのギャップに苦しむから、海外生活がうまくいかない人が多いんだと思うんです。

どんなに理想の憧れの国でも、マイナスな側面はあります。

いい面(キラキラした部分)だけじゃないところを見ないフリをせずにちゃんと知っておく必要があるのです。

海外生活のリアル⑤英語がペラペラになるわけではない

これはもう私が何度もこのブログで書いていることなので、本当に伝えたいことでもあるのですが、

フィリピンに来て出会った日本人で、自分よりも英語がペラペラな人を見たことがありません。

私は全く英語がペラペラではありませんが、その私よりも流暢に話している人を見たことがないのです。

これがどういうことを意味しているかわかりますか?

結局『住んでいるだけで英語ができるようになることは100パーセントない』ということなのです。

別にその日本人の人たちは英語がペラペラになりたくてきている訳じゃないのかもしれませんのでそこについては明言しませんが、

自分の海外生活の目的が『英語を話せるようになりたい』が含まれているのだとしたら、それにはそれ相応の努力と勉強は絶対に必要なのです。

日本にいると英語を話す機会がないから話せるようにならないと思っている人もいると思いますが、もちろんそれは間違いではありませんけれど、海外に来たからと言って英語を話す機会が圧倒的に増えるかどうかは全て自分次第なのです

結局人間楽な方に行くので、日本人とつるむ方が楽だし、日本人と仕事した方が楽だし、どの国に行ったって日本人が0ってことはまずないので、

外国にいるという事実だけで中身は日本にいるのと変わらないじゃんって人の方が圧倒的に多いということだけは私が強く主張したいところです。

最後に

私個人の主張や考えなども載せながら海外生活の現実を赤裸々に綴らせてもらいました。

私は海外に住むことに対しては自分も今住んでいる分とても肯定派ではありますが、世間やSNSで切り取られている海外生活がちょっと湾曲しているんじゃないかと感じています。

だから今回このように少し酷ではありますが、現実をお伝えしたかったのです。

あくまで私が5ヶ月で感じた話ですので、一つの参考までにお楽しみいただけてたら幸いです。