私が日本からセブ島に移住するにあたって心配していた一つが「虫」問題です。
日本では、たくさんの虫対策グッズがあるだけでなく、そもそも街自体も綺麗に清掃されているので、特に私の住んでいた関東地域では虫を見かけるということがそんなにありませんでした。
もちろん蚊やゴキブリなど見ないことはないけど、私は虫と共生して育ってきたというような感覚ではなかったので、どちらかというと虫全般が結構苦手な部類に入ります。
そんな虫嫌いの私が、日本よりも「絶対に虫の多い東南アジア」で暮らすために対策していること、虫事情のリアルな現実などを今日はシェアしていきたいと思います。
フィリピン・セブ島の虫事情(屋外、飲食店編)
屋外の虫事情
東南アジアのフィリピン、日本よりも虫がいるのはなんとなく想像できるかと思います。
私もかなり警戒していたのですが、もちろん日本に比べて道は汚いけれど、汚い割にはそこまで道を歩いていて虫が気になるということはないなと感じます。
もっと蚊とかハエとかがそこらじゅうに飛んでいるような光景を想像していましたが、普通に道を歩くだけだったら、日本とそんなに変わらないのではないかなと思います。
飲食店の虫事情
ただし、日本と違って、虫と共存して暮らしているような人たちがたくさんいるので、仮に飲食店に虫がいたとしても特に店員さん達が気にするようなこともありませんし、特に追い払うということもありません。
セブ島には普通の店内で食べる飲食店だけでなく、外に椅子があって食べるような場所もたくさんありますが、そういうところでご飯を食べると、当たり前ですが蚊やらハエやらに囲まれて食べざるを得ません。
外国人が行くようなレストランであれば、虫が気になって食べれないということはまずありません。
フィリピン・セブ島の虫事情(賃貸編)
蚊やハエについて
私は今10階以上の比較的高層階にあたる部屋に住んでいます。
そして周りのアパートに比べても家賃も高い方なので、まあまあなアパートに住んでいるはずなのですが、虫は正直めっちゃいます。
高層階なので、低層階の人に比べたら、窓を夜全開にしていても蚊やハエが家に入ってくることはそこまでありません。(それでもたまに入ってきます。)
冷房を使わないためと、私は換気をするのが大好きなので、家にいる時間のほとんどは窓を全開にしているのですが、1日1匹見るかどうかくらいかなと思います。
アリについて
ですが高層階でも関係ないのが、「アリ」です。
家でアリを見ない日がないです。
日本で見ないような小さいアリなのですが、基本無害ではあるので見かけたら始末するというくらいなのですが、本当に対策をしてもしてもいなくなることがありません。
最初賃貸に引っ越したばかりの時に、バナナを買ってきて、日本と同様室温で保管していたら、バナナにアリが大発生して気持ち悪すぎて本当に泣きそうでした。
その後もはちみつを買って、常温で保管していたらアリが大量発生して、これまた涙案件でした。
いなくならないアリ対策はこうしている
とにかく室温に特に甘い食べ物などを置かないこと、お菓子などの食べかすをすぐに掃除すること、出たゴミをすぐに片付けるようにするなどで、全体的な量を減らすことはできます。
ただやっぱり0にはできません。
なぜなら日本と違って建て付けが悪いので、ありとあらゆる隙間から部屋に入ってくるし、日本と違って農薬なども使っていないので、フルーツなどを買ってきたらアリがいたりすることは避けられません。
なので、後述する虫対策グッズなどと併用して、少なくなるように対策をしています。
ゴキブリについて
私の部屋が高層階だからなのか、日本から持ってきた虫対策グッズが効いているのか分かりませんが、賃貸でGを見かけたのは一回?くらいでしたが、
すごくリアルタイムで昨日部屋に2匹小さめのGが現れました。
ほとんど部屋で見ることがなかったのですが、なぜか昨日2匹も・・・ただ部屋で見かける奴らはどれも小さいやつなのでそこまで退治するのは億劫ではありません。(一人暮らしなので、やるしかないんですけど)
飲食店や自分の働いている会社でもたまに見かけますが、恐ろしく大きい南国のGを見かけたのは道端のゴミの山に湧いてたやつくらいです。(考えただけで気持ち悪い・・・)
見たくもないので、いいのですが思っていたより道でしか見かけないなという感覚です。
日本から持ってきてよかった虫対策グッズ
私が日本から虫対策として持ってきたグッズは2つです。
①コンバット
これは親から出国の前日に買った方がいいよと言われて、急遽買うことにした虫対策グッズでした。
飛行機の預け荷物でも、虫対策スプレー系は危険物に分類されて多くのものが持っていけないので、スプレータイプではない虫対策グッズの中でもかなり有効だということで、コンバットを2箱買って持ってきました。
部屋の各所に置いていて、1年持つので、コスパ最強だし、これのおかげかはわかりませんがGを見ることはそんなにないので、持ってきてよかったなと思います。
②ベープ
これもスプレーなどではなく持ち運べるのと、寝る時の蚊対策グッズとして持ってきました。
というのも蚊のモスキート音がとにかく嫌いで、寝る時にいると本当に寝られなくてストレスになるので、枕元に置いて寝る時に蚊がいる場合だけスイッチをONにできるところがすごく使い勝手がいいなと思っています。
部屋に蚊がいることはそんなにないのですが、たまたま寝る前に入ってくることがあるので、その時にONするという感じで、特にストレスなく過ごせています。
ずっとつけているわけじゃないのでコスパも◎
フィリピンで購入した虫対策グッズ
日本の優秀な虫対策グッズの多くを持ってくることができなかったので、仕方なく現地で有名とされている2つの虫グッズを買って日々使っています。
①バイゴン
フィリピンの殺虫剤といえば、これって感じの超有名な殺虫剤。(もはやこれしかないのでは・・・?)
ほぼどんな虫でも殺せてしまうオールマイティ殺虫剤です。
日本の殺虫剤とちがって強力なのはいいのですが、とにかく匂いが強いみたいで、知り合いの方にはオレンジ色のパッケージのバイゴンがおすすめと言われたので私はこれを使っています。
ちょっとオレンジのような柑橘系の香りで、いい匂いではないのですが耐えられない匂いではありません。
虫がいるところに吹きかけるのはもちろんですが、私は主にアリが来ないように隙間とか入り口、棚の中などに噴射して予防として使ったりもしています。
バイゴンをするとしばらく虫が来なくなるので本当に効き目は抜群。一家に一台は必要です。
②チョーク
こちらは最近購入したばかりで、おすすめされた虫対策グッズです。
フィリピンでも有名みたいです。
これは部屋の隙間や窓・ドアにチョークで線を引くことで、そこからの侵入を防ぐというものです。
使い始めたばかりなので、効き目はわかりませんが、使ってみた感じ、チョークが硬すぎてうちの床にはほとんど書けない・・・。
しかも賃貸なので良いですが、家の床に印をつけるのも日本人的には抵抗あるなと。
結果はまた使ってみて感想をまとめたいと思います。
最後に
フィリピンに住むのなら切っても切れない虫問題。
人より虫が嫌いな自信はあるのですが、それでも何とか暮らしていけているので、どうとでもなるなと感じています(笑)
驚きはするし嫌いだけど、どうにでもなる。