セブ島に海外転職して9ヶ月になったがぶちゃんです。
最近ふと手に取った本でこれは今年で一番自分に響いたな!という本「ゼロで死ね」について今日はシェアしたいと思います。
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タイトルが過激で、なんとなく読むのを避けていたのですが、ちょっとさわりを読んだら面白そうだったので読み始めたらあっという間に読めてしまいました。
この本を一言で要約するなら「経験に投資しろ」というまあシンプルなものです。
それだけ聞くとじゃあ読まなくていっかってなるところですが、頭では分かっているけど、なかなかそれができないんだよという話がたくさん載っていて、
なんで経験に投資するのがいいのか?を自分に落とし込めるのが私の推しポイントです。
ダイエットでもなんでも、「なんでこれをした方がいいのか?」が完全に自分に落とし込めた時、私は行動に移せるタイプなので、分かっている状態ではなく、理解した状態になったというのが今回この本をお勧めできるところなのです。
なぜか人間は必要以上にお金を貯めたがる
私は比較的無駄にお金を使うのが好きではないので、節約家というほどではないですが、世間の女子がお金を使っているような美容代は美容院代とたまに安い買う服代くらいなもので、
化粧品もほぼ買わないし、ブランドのバッグもいらないしで、側から見たら結構節約している方なのかな〜という自覚はあります。
この本では、必要以上にお金を溜め込むことで経験をみすみす逃してしまうことを危惧しています。
だからと言って、散財して好きなだけ使って好きなことをやろうと言っているわけでもありません。
ただ、「いくら貯める」と目標を立ててそれが達成できたとしても、人間欲深いので、「あともう少し稼ぎたい、貯めたい」と思ってしまい、その時やりたいことがあるにも関わらず、お金を貯めることを優先してしまうのものなのだと言っています。
そしてお金を貯めるために棒に振ったその時間は2度と返ってくることはありません。
「若い時にもっとこうしていればよかった」
「挑戦していればよかった」
こうなる未来は明白です。
私たちは今この瞬間が一番人生で若く、今日より若い日はありません。
今やりたいと思ったことを今やることがどう考えても最善なのですが、なぜかもっといいタイミングを見計らって、「これが達成できたら」「このプロジェクトが終わったら」「いくら貯まったら」こうやってどんどんとやりたいことを先送りにしてしまうのです。
確かにやりたいことの中には歳を取ってからやった方がいいこともあります。お金がないとできないこともいっぱいあります。
でも、今の若いうちにしかできないこともいっぱいあります。
特に旅行がその一つだと言っています。
確かに今は円安だし、旅行に行くのはお金もそして日本人は休むのも難しいからできないことが多い。
でも、正直今より歳をとって健康になっていくことは考えにくく(維持することはできるけど)、体は徐々に衰えていきます。
そして大体の日本人は、大きな休みが取れたらここにいきたい、そんなことを言っているけど、それは何時来るのでしょうか?
来年?2年後?10年後?
私はあまり日本人サラリーマン的考えはないではないので、休むことは権利だと思っているし、仮に休みを会社のために自重して行けなかったこの時間は誰が責任を取ってくれるんだろう?と思ってしまいます。
会社や同僚、上司の目を気にして何かできなかったことであったとしても、誰も自分の人生の責任を取ってくれませんもん。
私はその一瞬の会社での気まずさよりも、人生死ぬときにあの時ここに行ってればという後悔をすることのほうが何百倍も嫌です。
だから、この本の考えにはすごく同意できたし、働き方改革をしているとはいえ、まだ根強く残業が正義みたいな風潮があるので、日本人の古い考え方をアップデートしてくれるような本じゃないかな〜って思いました。
ていうか、こういう考え方の日本人が増えればいいなと思いました。
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健康に投資することの重要性
働きすぎることのデメリットはもう一つ、健康を損なうということです。
何かの目的のために身を粉にしてお金を稼ぐために働いているのに、結局働きすぎで旅行に行けなかったり、したいことができなかったら元も子もありません。
歳を取るにつれて健康は衰えていくし、働きすぎて寝る時間や運動する時間、健康な食品を食べる余裕がなければ、いざ自分が大金を手にしたとしても何もできない。
健康な時って健康であることへのありがたみを忘れがちですよね。
風邪を引いたり、インフルエンザにかかった時、健康であることのありがたみを感じる方もいると思いますが、
私は以前鬱や不眠症を患っていたので、健康であることの大切さをかなり身に染みて感じている方だと思います。
今健康に気を遣っていない人を見ると、幸運なことに今まで大病を患ってこなかったんだろうな〜と思うし、羨ましくもあります。
でも私は比較的若くして健康の大事さを勉強できたので、これからの長い人生においては自分の方が得だな!と思います。
何歳からでも遅くないと言いますが、健康においてはそうではない。
早いのに越したことはないと著者は言っています。
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海外転職したアラサーがDIE WITH ZEROを読んでどう感じたのか?
私は海外で働きたい、住みたい、海外の人ともっとコミュニケーションを取れるようになって自分の視野を広げたくて、海外で働くという選択をしました。
私の今は夢の道なかばという感じなので、どちらかというと働くことにフォーカスしないといけない時期だと思っています。
人生には頑張る時間も一定数必要だと思っていて、今がその時だと思うから、どちらかというと娯楽や楽しみよりもやるべきことを頑張っているという状態です。
でも、今自分がしたいことややりたいことは実現できているし、夢にも近づいていると感じているし、自分の今やっていることって時間を無駄にしているという感覚はなくて
むしろ毎日が充実しています。
この本では「旅行する」ということが一例として挙げられていたけど、必ずしも旅行することが全員にとって良い経験(またはしたいと思っているけどできていないこと)とは限りません。
経験に投資をするってことは私の場合、英語の勉強をお金かけてするとか、お金をかけて買った本を読むこととか、自分にとっても相手にとっても良い刺激が与えられる友人との時間とか、そういうことも含まれていると思うんです。
もちろん旅行をしたい、海外に行きたいという想いはあるんだけど、最優先事項ではないんです。
何が言いたいかというと、自分にとって自分の今後の人生に役立つこととか過去を振り返った時に振り返られるような経験に投資しようというのがこの本の言いたいことだと思うんです。
それは誰かにとっては旅行であり、子供と過ごす時間であり、自分のスキルを高める時間であり、友人と過ごす時間。
何をするかは自分の頭で考えないといけないけど、お金のせいでどうしようって迷うような旅行とか、本を買うこととかも、
長期的に見て、何時か振り返った時にやってよかったって思えるならそれを払う価値があるということですよね。
割とフィリピンに来てから大切にしていた自分のマインドとこの本の書かれていることがリンクしていて、今の自分にはすごく背中を押してくれるような内容だったなと思います。
この本で強調されていたこととして、別にお金を貯めないで使いきれと言っていたわけでもなくて、健康、お金、時間のバランスを考えて、自分にとっての最適解を探すことが大事なんだと。
それはこの本に正解が書いてあるわけじゃないから、自分で探していかなきゃいけないけど、
私はせっかく海外にいるので、海外にいる今しかできない経験とか人と出会うことにもっと貪欲になってもいいのかな?って思いました。
来年はもっといろんなところに出向いていろんな経験して、いろんな人に出会って、まだ見たことない景色をたくさん見る1年にしたいと決意を新たにしました!!
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