セブ島で働き始めて、約2ヶ月が経とうとしています。
セブ島での生活にもかなり慣れて、良くも悪くもいろんなことを感じる日々を過ごしています。
今日は私がセブ島で働き始めて感じたこと、日本との違いをシェアしていきます🇯🇵🇵🇭
セブ島に海外転職して気がついたこと
①報連相という概念がない
私がセブ島に来て、一番感じたのがこの「報連相」という日本の文化がいかに素晴らしいかということ。
日本の会社でとにかく言われるのが、この報連相だと思うのですが、フィリピンには報連相という概念がおそらくありません。
例えば、「これ、やっておいてね」と伝えて、終わったら知らせてくれるかなと思って待っていると、いつまで経っても返事は返ってきません。
こっちから「〇〇終わった?」って聞くしかないのです。
「これ、やって終わったら私に伝えてね」って言えばいいじゃん?と思うじゃないですか。
それすら、忘れてますから、無駄なのです。
納期の管理や、意思疎通は全て自己責任、自分から行くスタイルがポイントです。
ちなみに私はまだ、たまにこのことを忘れてます。
報連相は当たり前じゃありません!
日本が誇るべき素晴らしい文化です!
②政府機関がやる気がない
会社では何かと政府機関に書類を提出に行ったりするので、実は関わる機会が結構多いです。
私が実際に出向くことはないのですが、困ることがあって、
祝日の前の平日は午前中しかやっていないという謎のルール。
休みは明日からですやん?って感じなのですが、お先に失礼します!と言わんばかりのやる気のなさ。
もちろん祝日はこっちも休みなので、祝日のある週に政府機関に行く際には注意しないといけません。
さらにやっかいなのが、申請などに関わる金銭関係の値段がわからないので、その時の請求された金額ベースで知るしかない。
さらには勝手に費用が変わっていることも多々。
なぜ上がったのかも知らされません。(なんで?)
おまけに、申請フォームの書式も何の報告もなく勝手に変わっていたりするので、よくわかりません。(笑)
③お金か人脈でどうにかなる
②の政府機関の問題で、
「どうしよう!期限が過ぎちゃう!」
「時間がない、早くしないと!」
こんな時は伝家の宝刀ワ〇ロちゃんで、どうにでもなる。(らしいです)
私はまだフィリピン2ヶ月の初心者ですから、賄賂を見たことはないですが、なんかあったら忍ばされば、たいがいどうにでもなるとのことです。
アジアの諸外国、おそらくこんな感じだと思ってます。
日本人からすると気が引けますが、まぁ見えてないだけで、日本もいろんなところでいろんなお金が動いていますからね。
お金も強いですが、人脈があると、早く手続きしてもらえたり、お金がかかるところ無料にしてくれたり(それっていいの?wwww)するみたいです。
これが発展途上国の生きていく術なのだそうです。
④比較的日本人と似てる気質がある
もちろん、フィリピン人はめっちゃ明るくて、陽気で、歌とかダンスが好きで〜という南国の雰囲気は日本と違うことも感じるのですが。
例えば、
- 私の会社では、わりとフィリピン人は遅刻しないためにすごく早く来ていたりします。
- 写真を撮る時に目立つ位置に行きたがらなかったり、意外と目立ちたくないシャイな部分も持ってる。
- 個人主義というよりは、わりと協調性を意識して働いている人が多い印象。
意外と遠からず近からず、話すと感覚とか似た雰囲気を感じることがよくあります。
⑤お金に対する価値観が違う
これは、多分フィリピンの問題点でもあると思うのですが、
賃金が安すぎるが故にみんな結構かつかつで暮らしているから、貯金をしていない。
いわゆる自転車操業の人がめちゃくちゃ多い。
日本と違って、給料日は月に2回あるので、そこまでに使い果たして、給料日を待って、また使い果し…
そんな人が多いんだそうです。
なんとなく給料日の前後は飲食店が混んでいます。(これは日本も同じですね。)
なぜか給料日後ではなく、前も混むんです。
明日給料日だし、使っちゃお〜ぜ〜!の精神らしいです。
何とも日本人の私からは、あまり生まれない斬新な発想(笑)
セブ島で働き始めて…
まだまだセブ島に来てぴよぴよの新人なので、
毎日自分の日本人的マインドの当たり前を取っ払うのに苦労しています。
“郷に入れば郷に従え”
頭ではわかっていても、自分の当たり前を当たり前とも気づいてないので、毎日壁にぶつかりまくって学んでいます。
基本フィリピン人は穏やかで優しくていい人が多いので、こんな何もできない私でも楽しくやれています。
セブ島で働くことに興味のある人に届いたら嬉しいです。