セブ島に海外転職して半年が経ったがぶちゃんと申します。
最近流行りの副業。
「自分の好きや得意を仕事にしたい」「収入源を複数持ちたい」などなど始める理由は様々ですが、私も約1年前にクラウドワークスで副業を始めました。
私が副業を始めた理由は、収入源を複数個確保してリスクヘッジをしたいというところと、自分のスキルで会社に属さない形でどうやって売るかという経験をすると言ったところでした。
紆余曲折ありながらも、未経験で経歴など何もないところから細々と1年以上続けているので、私アラサー女子の副業のリアルをシェアしていこうと思います。
最初に副業をどうやって始めたのか?
今も使っていますが、クラウドワークスに登録して副業を始めました。
副業をするって、案件を取るところまでが初めての時はすごく大変だし、そこのハードルが高いから諦めちゃう人が多いっていうのを事前に見ていたので、どうすればいいかをまず考えました。
依頼者側に立って考える
自分が依頼する側にたつと仮定した場合、やはり判断できる材料は『プロフィール』や『経歴・実績』でしかないなと思いました。
できるだけ細かく、書けるだけの経歴をプロフィールに書くようにしました。
そんなにアピールできるような経歴ではなかったですけど、会社でやってたこと、自分で取った資格、自分の仕事の仕方のスタイル、どんなことができて何時間くらい働けるのかなどなど、、、
とにかく案件に応募する
クラウドワークス上に実績が0の状態では、自分の応募したい案件があってもまず通らないだろうなと思っていました。
なので少し遠回りではありますが、実績がなくてもできそうな案件かつ、正直お金の面はタダ働きみたいなものでもいいやと思い、何も経験がなくてもできそうな案件に応募しまくりました。
最初初心者OKのライティングの案件を獲得することができて、時給何百円とか何十円の次元でした。
自分はライティングの経験はなかったですけど、案件を獲得するハードルの低さとライティングスキルはどこに行っても通用するポータブルスキルなので、やって損はないだろうと思い、勉強がてら最初の案件に取り組みました。
そこでただ同然ではあるものの、誠実な対応となるべく良いものを作るように努力して、いい評価がもらえたので、そうするとプロフィールの見栄えもよくなります。
そこからはもう少し単価高めのライティングの案件に応募して3つくらいは案件を受託するところまで行きました。
自分の能力に見合っていない案件を受託してしまい、評価が下がる
私の失敗談としては、ライティングの案件をいくつか受注することができたので、欲が出てしまい、高単価な案件を狙いにいこうとしてしまいました。
ライティングの経験はほとんどないに等しかったので、自分の知識と経験があまりに不足していて、納品したものがクライアントの要望を満たすことができずにクラウドワークスの評価がめちゃくちゃ下がりましたw
もちろんマニュアルとか説明はあるのですが、それを見てやったとしても、リサーチの時間と入力の時間で膨大な時間がかかることに気づき、自分にはこれはできないなあと直感的に感じました。
単価自体は良くても結局時給換算すると難しいなと。良いクライアントを見つけるのは想像以上に難しい
自分のスキルを伸ばすための案件を探し始める
私は元々マーケティングを本業でやっていたので、ある程度評価が溜まってきた段階でマーケティングの案件にも幾つか応募するようにしました。
結局少しでもスキルや経験のあるほうが採用してもらえる可能性も高まりますし、自分の本業のスキルアップにもなりますし。
ただ、何件か案件を受けてきて思うことは、業務委託に対する優先度は企業からするとかなり低く、コマのひとつでしかないので、自分の思うように業務を調整するのが難しいです。
採用しただけで、結局案件が来ず、連絡もしてこないみたいなクライアントもいて、気持ちよく仕事ができるクライアントは多くないです。
誠実な対応をしていると継続してくれる可能性が高い
どんなクライアントでも、自分自身は誠実にひとつ一つの仕事をこなそうとは決めていたので、チャットツールなどでのやり取りは可能な限り即レスするようにしていましたし、
納期が提示されたら、遅れないのはもちろん、なるべく納期の1日前には納品するようにしたりと、自分がされて嬉しいことはするようにしていました。
何がきっかけで自分のことを良いと判断してもらえるのか、継続してもらえるのかはクライアントの判断基準に依存しますので、自分でコントロールできるところはとにかく誠実に一生懸命やることだけかなと思います。
続けてもらうのも難しいし業務量をコントロールするのも難しい
自分が良いなと思ってるクライアントだったとしても、継続してもらえるかどうかはこちらではコントロールできません。
そして、業務量も毎月固定で振ってくれるのであれば安定した収入を確保できますが、私が今までやってきたクライアントは向こうから必要な時に声をかけてくるというパターンだけでした。
自分の余裕がない時に限って結構依頼量が増えたり、逆に今月は結構稼働できるのに全く声がかからなかったりと、業務量の調節ができないのがやっぱり難しいなと思うところです。
自分の能力やスキルがその会社にとって変え難いものであれば、重要度や発言権は高まるとは思いますが、地道に経験を積んでその域にいくしかないなと今は感じています。
複数のクライアント先を持つために定期的にクライアントを探す
1つのクライアントだけだとリスクが高い
前述しているように、まずクライアントに継続してもらうことがそもそも難しいということと、良いクライアントに巡り会えたとしても業務量を自分でコントロールすることは初期の段階では難しいです。
副業を始めて半年以上経った時に、私はある程度毎月の副業収入を安定させたいと考えていたので、クライアントがひとつだと精神的にも収入面的にも安定しないなと感じるようになってきました。
なので既存のクライアントは維持しつつ、新しく契約してくれるクライアント探しを定期的にしていました。
契約できたとしても自分の思い通りに働けるわけではないので、いくつか候補を持っておくことは大事だなと感じています。
新しいクライアントを見つけることは結構負荷がかかりますし、そう簡単にはいかないので難しいのですが、それでも私はとりあえず応募はしてみて、もし通ったらラッキーくらいの気持ちで、長く続けることが大事だと考えているので、自分に無理のない範囲でクライアントを探しています。
1年以上続けていたら、オファーが来た
つい最近、クラウドワークスで広告運用のオファーが来まして、実際に面接まで行いました。
正直、クラウドワークスのオファーって定期的にはくるのですが、自分の経歴と合わないものばかりで全て無視していたのですが、今回ちゃんと職能に合っているオファーが来て、プロフィールも確認したところ評価も良さそうだったので面接までしてみることにしました。
こんなことは1年以上やっていて初めての経験だったので、正直びっくりしたのと単純に嬉しかったです。
続けていれば少しずつでもこうやって、自分の能力が誰かに評価されたり、努力が形として現れることもあるんだなあと思って、続けてみるもんだな〜と実感した経験でした。
今後そのクライアントと契約できるか未定ですが、これは私にとってとてもいい経験になりましたし、また引き続き頑張ってみようと改めて思いました。
最後に
私の副業経験は決して他人に話せるような華麗なものでもないですし、稼いでる額にしたら微々たるものです。
でも他の人が一歩踏み出すことを躊躇っている間に、私は一歩踏み出して歩き始めたという紛れもない事実があります。
人生は思った通りになるのではなく、行動した通りになる。
この前何かの動画見た言葉です。
思うことや考えることは誰でもできるけど、行動する人はすごく少ないし、そして行動した人の中で続けられる人はもっと少ない。
自分はそのすごく希少な人材になりたいと思っているので、これからもまず考えるより行動してみて、経験して、自分の力に変えていきたいなと思います。
この記事が、誰かの副業をするきっかけになると嬉しいです。