セブ島に海外転職して半年になるがぶちゃんです。
今日は、私の完全主観で「海外移住・海外生活した際の現地の日本人との付き合い方」についてシェアしたいと思います。
と、言いますのも、どこに海外に行っても、秘境や奥地のような場所以外日本人が0という状況はほとんどありません。
どこにでもいるのが日本人だし、切ってもきれない関係だけど、私個人としては「現地日本人のコミュニティは広げるべきではない」と思っている派なので、なぜそう思うのかを住んでみた感想とともにお伝えしたいと思います。
海外生活においての日本人との向き合い方
私は日本人のことが嫌いというわけでもないですし、心細い海外での生活において日本人の存在は本当に心強いものであるということは重々理解しているつもりです。
事実私も信用している現地に住んでいる日本人の知り合いは何名かいますが、私が強調したいのは「日本人のコミュニティーを広げて得することはほとんどない」ということです。
逆に信用できる日本人が一人でも二人でもできたなら、それ以上作る必要はないと思うと考えているというのが、私が半年間海外に住んで思うことです。
心細いが故に日本人同士でくっついてしまうのが、人間の性。
私はセブ島に住むにあたって、友人や知り合い、ツテなど一人もいない状況でのこのこやってきました。
人によっては知り合いが一人もいない状況で海外に住むというのは想像以上に大変だし、ストレスのかかることだ思います。
そんな状況が続いた時に、日本人で話が通じて辛い状況をシェアできる人がいたらどれだけ救われるか、想像に容易いのではないかと思います。
心配だし心細いが故に同じ国の出身というだけで、日本では話しかけないような状況でも海外だと嬉しくてすぐに仲良くなれるということは往々にしてあることです。
ではなぜ私が日本人と仲良くすべきではないと思っているのか?
これには二つ理由があります。
- 話しかけてくる日本人で本当にいい人はほとんどいないということ
- 海外における日本人コミュニティは想像以上に狭いということ
話しかけてくる日本人で”本当にいい人”はほとんどいない
そもそも、日本においても、向こうからグイグイ話しかけてくる人で本当にいい人って過去にいたでしょうか?
大体私が30年生きてきた経験上、会社やコミュニティで最初にグイグイ話しかけてくる人って、その中で居場所がないから新しい人に声をかけがちっていうイメージがあって、時が立ってそのコミュニティ内の関係性が見えてくると、嫌われてたりする人が多かったんです。(かなりの独断と偏見ですがww)
これはあくまで私の経験上の話ですが、話しかけてくる人が必ずしも自分に興味があって話しかけているわけではない、「何か意図があって話しかけてきていることがほとんどだ」ということは頭の片隅に入れておくべきだなと思っています。
本当に向こうも寂しくて、日本人の友人が欲しいという純粋な気持ちで話しかけてきてくれている場合も本当にあるでしょう。
ですがほとんどの場合は、純粋に仲良くなりたいという理由だけではないし、本当に心が開けるくらいの気の合う人ってそんな簡単に見つかるもんでもないです。
日本で友人を作るのだって大変なのに、海外に住むという決断をした「日本人としては結構変わった考え」を持っている人の中で、さらに自分の価値観を理解してくれて心から信用できる人がそんなにすぐに見つかるでしょうか?
冷静に考えればあり得ないし、難しいと思いませんか?
だから、なぜこの人は私に話しかけてきてるんだろう?って悲しいけど、少し信用する前に理性的に判断することが海外では必要だなと思いました。
海外における日本人コミュニティは想像以上に狭い
これが、私が日本人の人脈を広げるべきではないと考えている最大の理由ですが、海外の日本人のコミュニティは本当に狭いです。
自分の知り合いの日本人たまたま知り合った人と繋がっているという話はよく聞きますし、大体友人の友人くらいまで行ったらほとんど誰かしらと繋がっている可能性が高いです。
セブ島は比較的海外の中でも日本人が多く住んでいる都市にはなりますが、それでも、「あ、その人知ってる」みたいなことはよくあります。
別に何かをしようと企んでいるわけではないですが、悪い噂は特にまわりやすいですし、本当に気をつけないと自分のことをどこかの誰かが噂しているなんてこともありえます。
東京みたいに至る所に娯楽施設があるわけではないですし、日本人が行きたいと思うお店も本当に決まってくるので、大体日本人が行く場所には日本人がいます。
だって同じ価値観で育ってきた日本人がいいっていうんだから、大体本当にいいんですよ、そういう場所は。
レストランにしろ、旅行先にしろ、海外に住むにあたっては日本人の口コミほど信用できるものはありませんから。
人脈を広げるも広げないも、結局自分次第
日本人の人脈を広げれば、確かに助かる部分もたくさんありますし、この場所だからこそ出会えた縁を大切にするのはよいことだと思っていることは事実です。
ただし、あまりに広げすぎると、自分の話が思ってもいない形で広がっていたり、どこかで話されていたりすることは本当に結構あることなので、気をつけるべきだと思っていることも確かです。
人は噂話が大好きです。
特に海外では娯楽も少ないので、みんなすぐにゴシップを話したがります。
特にここフィリピンではフィリピン人はもちろん、日本人も本当にゴシップ大好き、噂大好きです。
いわゆる日本の田舎に移住してきたみたいなイメージでしょうか。
東京や都会はあまりに人が多くて、やることも多いし、人との関わりが薄い分、自分に干渉してくる人も少ないですが、
海外や田舎での日本人コミュニティはすごく繋がりが強い分、同族意識も強いし、噂話が回るのも早いです。
適切な距離を保ってよくもなく悪くもなく空気のような存在で私は海外で影薄く存在していたいな〜と思っている、移住6ヶ月目の朝です。